◆
総務常任委員長(菅波大十一君) 〔登壇〕
総務常任委員会の御報告を申し上げます。去る13日の本会議より当委員会に付託されました案件は、条例案4件、予算案1件、
一般議案3件決算1件の9件であります。これら
議案審査のため、15日、当局より橋本、山口両助役を初め
関係部課長出席のもとに委員会を開催し慎重に審査いたしましたので、その結果につきまして御報告いたします。 まず、議案第1
号いわき市
大学用地の取得及び
整備基金条例の制定についてであります。本案は、
いわきニュータウンの一角に確保されている
大学用地の取得及び造成、並びに
関連公共施設の整備に相当多額な資金を必要とすることから、毎年、財政状況を勘案しながら資金の積み立てを行うために基金を設置するものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第2号平市
職員恩給条例等の改正についてであります。本案は、昭和53年5月1日
恩給法等の一部を改正する法律の施行により、退隠料等について同法の
改正内容に準じた
改善措置を講ずるため所要の改正を行うものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第3号昭和53年4月分以降における恩給の額の改定に関する条例の制定についてであります。本案は、議案第2号と同様、
恩給法等の改正により、同法の
改正内容に準じ所要の改正を行うものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第4号昭和53年度いわき市
一般会計補正予算(第7号)中の当
委員会付託分について申し上げます。今回の
補正内容の主なものは、
人事院勧告に伴う給与費、
大学用地の取得及び
整備基金への積立金、
税務事務の一部の
電算処理に伴う委託料、本庁舎及び
市民会館等の
光熱水費、大
剣工業団地内の
石油タンクの
検査委託料などであり、
歳入歳出とも妥当な
予算措置と認められましたので、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 ただ、
歳入審査の中において、
市税完納強調月間を定め市税の
滞納整理に取り組んでいる姿勢は高く評価するものであるが、このようになった原因は何か、また内部の取り組み方に問題はなかったのか、さらに今回の方策に対する今後の考え方や将来の対応策について質疑があり、当局よりいわき市全体が担税力の乏しい農村型の都市形態である上、近年の景気の落ち込みや企業の倒産による影響、さらには人口動態の激しさが要因であると見ている。また内部的には市税の適正課税、
完全徴収が市民平等の原則であるという考え方からいくと、
累積滞納者に対しもう少し厳しくメスを入れる要素があったのではないかと思われる。また
市税完納強調月間については毎年行う考えはないが、
納税者サイドに立って
自主納付者の方々に納めやすい
システムづくりの一環として
口座振替制度を、できれば明年4月1日から導入したい。さらには消し込み作業の電算化も現在検討中であり、
内部事務の省力化を図りその力を
徴収事務に振り向ける考えである旨の答弁がなされました。 次に、議案第22号昭和52年度いわき市
歳入歳出決算の認定についてのうち当
委員会付託分につきましては、閉会中の
継続審査とすることに決しました。 次に、議案第26号福島県
消防補償等組合の解散及び
財産処分について並びに議案第27号福島県
市町村総合事務組合への加入については、当局の説明を了とし、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第28
号所有権確認請求等に係る訴訟の和解についてであります。本案は、湯本第一
中学校敷地の一部を含む常磐湯本町吹谷132 番の山林3,487 平方メートルの土地にかかわる訴訟事件でありますが、裁判の経過、和解条項の内容からしてやむを得ない措置と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第29
号いわき市職員の給与に関する条例の改正についてであります。本案は、
人事院勧告に基づき、去る10月21日に
国家公務員の一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、
国家公務員に準じた措置を講ずるものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で
総務常任委員会の御報告を終わります。
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△
経済常任委員長報告
○議長(橋本勲君)
経済常任委員会委員長 高木芳郎君。
◆
経済常任委員長(
高木芳郎君) 〔登壇〕
経済常任委員会の御報告を申し上げます。去る13日の本会議から当委員会に付託されました案件は、
補正予算案10件、決算1件及び
一般議案1件の計12件であります。これら
案件審査のため、15日、
関係部課長出席のもと委員会を開催し議了するに至りましたので、その結果について御報告申し上げます。 まず、議案第4号昭和53年度いわき市
一般会計補正予算(第7号)のうち当
委員会付託分についてであります。本案は、
人事院勧告に伴う
給与改定と、国・県の補助額の決定等のあった
事業費等の補正がその主なものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議案第8号昭和53年度いわき市中央卸売市場事業特別会計
補正予算(第2号)及び議案第11号昭和53年度いわき市内郷ヘルスセンター事業特別会計
補正予算(第1号)について申し上げます。これらはいずれも
人事院勧告に伴う
給与改定による所要の補正であり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議案第9号昭和53年度いわき市競輪事業特別会計
補正予算(第2号)について申し上げます。本案は、
人事院勧告に伴う
給与改定による補正のほか、冬季間降雪のため競輪事業の休止を余儀なくされ、200 海里問題と不況にあえぐ造船業界を抱える函館市より、雇用対策の観点から函館競輪場の施設の活用を図るべく、当いわき市の平競輪場の臨時場外車券売り場の開設方を要請されたため、関係方面と種々協議を重ねた結果、昭和54年2月及び3月の2開催をすることとなったための所要額の
補正計上であります。 当委員会は、函館市に臨時場外車券売り場を設置することについてその雇用対策という側面につき評価できるものとして、これを了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第12号、同13号、同14号、同15号、同16号及び同17号の計6件は、それぞ川部・山田・磐崎・澤渡・田人及び川前財産区特別会計
補正予算であり、いずれも前年度からの繰越金の確定に伴う補正であり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第22号昭和52年度いわき市
歳入歳出決算の認定についてのうち当
委員会付託分につきましては、閉会中の
継続審査とすべきものと決しました。 次に、議案第24
号財産取得について申し上げます。本案は、市がいわき市田人町旅人字滑石地内のいわき市森林組合所有に係る山林を取得するものであります。その取得
目的は、従来、当市においては林業者への模範となる林業経営のための、いわゆる良質展示林の適正なる規模のものがなかったので、今回これが取得によりそれが実現され、またあわせて経営状態が思わしくないいわき市森林組合の運営の一助ともなる効果が認められるという当局の説明に対して、当委員会は、当該
目的物に隣接する類似個所の最近の売買状況と、当該
目的物たる山林に対する鑑定人の鑑定評価を比較検討した結果、これを適正なるものと認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、
継続審査となっております請願第24号林業労働者の第2次特殊健康診断に対する経費の配慮方については、なお引き続き検討を要するため
継続審査とすべきものと決しました。 以上で
経済常任委員会の御報告を終わります。
○議長(橋本勲君) 以上で委員長の報告は終了いたしました。 ここで午後2時55分まで休憩いたします。 午後2時40分 休 憩 ---------------- 午後2時58分 開 議
△採決
○議長(橋本勲君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより質疑及び討論に入りますが、通告がありませんので質疑及び討論は終結いたしました。 直ちに採決いたします。まず、今議会提出の議案について採決いたします。 議案第1
号いわき市
大学用地の取得及び
整備基金条例の制定についてから議案第31号
工事請負契約についてまで、以上31件を一括採決いたします。各案に対する委員長の報告は可決、決算は
継続審査であります。 各案を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案は原案のとおり可決、議案第22号の決算は
継続審査と決しました。 なお、
継続審査と決しました決算は、
当該委員会の閉会中の審査として付託いたします。 次に、10
月定例会より
継続審査中の決算4件を一括採決いたします。 議案第15号昭和52年度いわき市
総合磐城共立病院事業会計決算の認定についてから議案第18号昭和52年度いわき市
水道事業会計決算の認定についてまで、以上4件の委員長報告は認定すべきとするものであります。 各決算を委員長報告どおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、決算4件は認定することに決しました。 次に、請願を一括採決いたします。 各請願をそれぞれ委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、そのように決しました。 なお、
継続審査と決しました請願については、
当該委員会の閉会中の審査として付託いたします。
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△日程第3
選挙管理委員会委員及び補充員の選挙
○議長(橋本勲君) 日程第3、地方自治法第182 条の規定により
選挙管理委員会委員4人及び補充員4人の選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118 条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。 なお、この際補充員につきましては、指名推選による場合、地方自治法第182 条第3項の規定による補充の順位をあらかじめ決定しておくことになっております。したがって、補充員の補充の順位は指名順といたします。 これより指名いたします。
選挙管理委員会委員に、遠藤定雄君、金土順二君、宮沢庸君、
勝沼勝応君、以上の4君。補充員に、助川庄次君、青木栄太郎君、逸見惣蔵君、宮沢勝敏君、以上の4君をそれぞれ指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました遠藤定雄君、金土順二君、宮沢庸君、
勝沼勝応君、以上の4君を
選挙管理委員会委員の当選人に、助川庄次君、青木栄太郎君、逸見惣蔵君、宮沢勝敏君、以上の4君を補充員の当選人と定めることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました8名の諸君が、それぞれ
選挙管理委員会委員及び補充員に当選されました。
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△日程第4 議案第32
号~議案第38
号一括上程
○議長(橋本勲君) 日程第4、市長より追加提出の議案第32号収入役選任の同意を求めることについてから議案第38号川前財産区管理委員選任の同意を求めることについてまで、以上7件を
一括議題といたします。 〔議案は別冊参照〕
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△市長提案理由説明
○議長(橋本勲君) 提出者より提案理由の説明を求めます。田畑市長。
◎市長(田畑金光君) 〔登壇〕ただいま上程されました議案第32号から議案第38号までにつきまして提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第32号収入役の選任についてでありますが、現収入役関内栄三君が12月31日をもちまして任期満了となりますので、引き続き同君を本市の収入役として選任いたしたいので、地方自治法第167 条第7項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 次に、議案第33号教育委員会委員任命の同意を求めることについてでありますが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 現教育委員会委員であります松本久君が12月31日をもちまして任期満了となりますので、引き続き同君を教育委員会委員に、また同委員であります吉田広美君が12月18日をもちまして任期満了となりますので、新たに上遠野武雄君を教育委員会委員に任命しようとするものであります。 上遠野武雄君は、議案経歴書のとおり、多年市職員として要職を歴任しており、地方自治行政に豊富な経験を有し、かつ、人格識見ともにすぐれ、本市教育委員会委員として適任であると考えますので、何とぞ慎重御審議の上、御同意くださるようお願いする次第であります。 次に、議案第34号監査委員選任の同意を求めることについてでありますが、本委員のうち
田辺保孔君が12月31日をもちまして任期満了となりますので、引き続き同君を監査委員に選任いたしたく、地方自治法第196 条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 次に、議案第35号公平委員会委員選任の同意を求めることについてでありますが、本委員のうち鈴木正夫君が12月23日をもちまして任期満了となりますので、引き続き同君を公平委員会委員に選任いたしたく、地方公務員法第9条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 次に、議案第36号固定資産評価審査委員会委員選任の同意を求めることについてでありますが、本委員のうち6名が12月20日をもちまして任期満了及び4月29日死亡による1名の欠員を選任するものであり、引き続き皆川源三郎君、吉田政吉君、宇佐見博君、高野光一君を固定資産評価審査委員会委員に、また新委員として大和田実君、大平武君、上遠野駿一君を選任いたしたく、地方税法第423 条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 次に、議案第37号田人財産区管理委員選任の同意を求めることについてでありますが、本委員のうち5名が12月22日をもちまして任期満了となりますので、新委員として小野文弥君、稲村貞治君、上遠野安君、最上一枝君、鈴木幸太郎君を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。 次に、議案第38号川前財産区管理委員選任の同意を求めることについてでありますが、委員全員が12月22日をもちまして任期満了となりますので、引き続き佐藤傅一君、猪狩喜男君、松本嘉久君、吉田千秋君を財産区管理委員に、また新委員として草野義長君、根本正雄君、大平武君を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。 以上の各氏の経歴につきましては、お手元に配付いたしましたとおりであり、いずれもその適任者と思いますので、慎重御審議の上、御同意くださるようお願い申し上げ提案理由の説明を終わります。
○議長(橋本勲君) 以上で提案理由の説明は終了いたしました。
△採決
○議長(橋本勲君) お諮りいたします。ただいま上程の各案を直ちに採決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、採決いたします。 まず、議案第32号収入役選任の同意を求めることについてを採決いたします。本案については関内栄三君に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は関内栄三君に同意することに決しました。 次に、議案第33号についてを採決いたします。 まず、教育委員会委員任命の同意を求めることについて、松本久君に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、松本久君に同意することに決しました。 次に、教育委員会委員任命の同意を求めることについて、上遠野武雄君に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、上遠野武雄君に同意することに決しました。 次に、議案第34号監査委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。本案は
田辺保孔君に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は
田辺保孔君に同意することに決しました。 次に、議案第35号公平委員会委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。本案は鈴木正夫君に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は鈴木正夫君に同意することに決しました。 次に、議案第36号固定資産評価審査委員会委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。 お諮りいたします。議案に記載の7君を一括して採決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、一括して採決いたします。 改めてお諮りいたします。本案については皆川源三郎君以下7君に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、皆川源三郎君以下7君に同意することに決しました。 次に、議案第37号田人財産区管理委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。 お諮りいたします。議案に記載の5君を一括して採決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、一括して採決いたします。 改めてお諮りいたします。本案については小野文弥君以下5名に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、小野文弥君以下5君に同意することに決しました。 次に、議案第38号川前財産区管理委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。 お諮りいたします。議案に記載の7君を一括して採決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、一括して採決いたします。 改めてお諮りいたします。本案については佐藤傅一君以下7君に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、佐藤傅一君以下7君に同意することに決しました。
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△閉会
○議長(橋本勲君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。去る12月9日開会以来、連日にわたり御審議を尽くされまして閉会の運びとなりましたことは、議長として皆様の御協力に対し深く感謝の意を表する次第であります。 昭和53年も余すところわずかとなりましたが、議員各位並びに市長以下執行部各位には御自愛の上、よいお年をお迎えくださいますよう念願する次第であります。 これをもちまして、昭和53年いわき市議会12
月定例会を閉会いたします。(拍手) 午後3時15分 閉会 ----------------地方自治法第123 条第2項の規定によりここに署名する。 いわき市議会議長 同 副議長 同 議員 同 議員...