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12月18日-04号

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  1. いわき市議会 1978-12-18
    12月18日-04号


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    最終取得日: 2021-07-12
    昭和53年 12月 定例会             昭和53年12月18日(月曜日)            --------------- 議事日程 第4号          昭和53年12月18日(月曜日)午前10時開議日程第1 請願の撤回日程第2 議案第1号~議案第31号及び10月定例会提出議案第15号~議案第18号並びに請願一括上程日程第3 選挙管理委員  及び補充員の選挙日程第4 議案第32号~議案第38号一括上程      ---------------------------本日の会議に付した事件   〔議事日程第4号記載事件のとおり〕      ---------------------------出席議員(45名) 1番  菅波庄助君    2番  永井俊正君 3番  沼田一之君    4番  大平多太男君 5番  斉藤誓之助君   6番  緑川定美君 7番  伊東達也君    8番  高萩充君 9番  鹿島清造君    10番  菅野留之助君 11番  芳賀定雄君    12番  木内浩三君 13番  間宮俊彦君    14番  矢吹康君 15番  磯上久美君    16番  藁谷勝男君 17番  伊藤正平君    18番  久田正君 19番  鈴木久君     20番  蒲生伸吾君 21番  白土和男君    22番  佐川吉平君 23番  木田裕君     24番  柳楽孝作君 25番  橋本勲君     26番  四家啓助君 27番  市橋武君     28番  高木芳郎君 29番  園部茂君     30番  渡辺多重君 32番  大村哲也君    33番  安藤正則君 34番  吉田豊重君    35番  多賀重吉君 36番  佐久間昭君    37番  金子松男君 38番  三辺寛君     40番  鈴木榮君 42番  渡辺善正君    43番  合津義雄君 44番  星昭光君     45番  鈴木勝夫君 46番  蛭田仁君     47番  菅波大十一君 48番  小林周喜君欠席議員(3名) 31番  鈴木正平君    39番  渡辺君 41番  斉藤隆行君      ---------------------------説明のため出席した者 市長      田畑金光君  助役      橋本渡君 助役      山口恵比古君 収入役     関内栄三君 教育委員長   小泉農夫也君 教育長     松本久君 水道事業管理者 永野孝夫君  代表監査委員  田辺保孔君 選挙管理委員会         勝沼勝応君  財務部長    坂本平助君 委員長 市民部長    青沼康裕君  衛生部長    永山新君 福祉厚生部長  蛭田喜久男君 農林部長    沢田三男治君 商工水産部長  真名田重喜君 企画開発部長  小泉毅君 土木部長    沢田次男君  都市建設部長  古内義光君 副収入役    加瀬正志君  消防長     嶋崎忠好君 水道局長    内山栄一君  教育次長    下山田民部君 総務課長    山田英治君  秘書課長    杉本大助君事務局職員出席者 事務局次長         布田功君   議事調査課長  舛田良作君(兼)総務課長 課長補佐           主任主査         鈴木司君           滝賢一君(兼)議事係長         (兼)調査係長 議事係事務主任 伊藤正敬君  議事係事務主任 鈴木正一君      ---------------------------              午後2時1分 開 議 ○議長(橋本勲君) これより本日の会議を開きます。本日の議事は、配付の議事日程第4号をもって進めます。      --------------------------- △日程第1 請願の撤回 ○議長(橋本勲君) 日程第1、請願の撤回についてお諮りいたします。請願審査結果表をお手元まで配付いたしておりますので、番号のみを申し上げます。 請願第12号及び請願第14号については、提出者より撤回の申し出があり、当該委員会で了承した旨議長まで報告されております。よって、この請願2件の撤回を承認することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、そのように決しました。      --------------------------- △日程第2 議案第1号~議案第31号及び10月定例会提出議案第15号~議案第18号並びに請願一括上程厚生常任委員長報告 ○議長(橋本勲君) 日程第2、議案第1号から議案第31号まで及び10月定例会より継続審査中の議案第15号から議案第18号まで、並びにただいま撤回された請願を除く各請願を一括議題といたします。 直ちに委員長の報告を求めます。厚生常任委員会委員長 星昭光君。 ◆厚生常任委員長(星昭光君) 〔登壇〕厚生常任委員会の御報告を申し上げます。本会議より当委員会に付託されました議案は、補正予算案7件、決算1件の計8件であります。これら議案審査のため、去る15日山口助役を初め関係部課長出席のもとに慎重に審査いたしましたので、その結果と経過の概要を報告いたします。 まず、議案第4号昭和53年度いわき市一般会計補正予算(第7号)中の当委員会付託分についてであります。その主なるものは、人事院勧告に伴う給与改定等に要する経費の補正であります。また第3款民生費においては、老人医療費審査手数料のアップに伴う経費及び老人健康診査受診者の増加に伴う補正であります。また綴保育所移転改築事業により生ずる家屋等の移転補償費、あるいは好間保育所建設に伴う付帯工事に必要な経費であります。第4款衛生費においては、病院費中好間病院医療機器の充実及び駐車場の整備に要する経費の貸付金であり、あるいは南部清掃センターを初めとする関係施設維持管理並びにごみ・し尿の処理に要する経費であります。また北部清掃センター建設費においては、当初、国の補助対象となる全体事業の33.5%を見込んだのでありますが、景気浮揚のため36.4%に増額して認められたことによる補正であります。 これらの補正事由のもとに審査をいたしたのであります。特にその中で、休日夜間急病診療所共立病院だけでなく、広域にわたるいわき市住民が等しく利用できるように他の地区にも設置する考えはないかとの質疑に対し、当局から、現在、共立病院内にある休日夜間急病診療所はいわき市医師会員31名の協力を受けて今日まで対応してきましたが、本年度10月以降はさらに10名が加わり、現在41名の医師の協力を得て運営しておるわけでありますが、広範な当市の実情にかんがみ、これを補充する制度といたしまして現在、磐城・勿来・常磐地区において120 名の開業医師の協力により在宅当番医制があります。さらに二次機関として病院群による輪番制と救急告示病院があり、これらの機能を総合的に稼働しながら対応しております。今後はどのようにこの事業を展開していくのが望ましいか、また医師会の意向もあるので一挙に解決することは困難であるが、将来は、医師の増員あるいは専門の医師を雇うかどうか、また、各制度の連係をどのようにするか等の問題点を含めまして、いろいろな角度から検討してまいりたいとの意向が示され、現状においてはやむを得ないものとして原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第5号昭和53年度いわき市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第7号昭和53年度いわき市下水道事業特別会計補正予算(第3号)第2款第2項、議案第10号昭和53年度いわき市磐城共立病院高等看護学院特別会計補正予算(第1号)、議案第18号昭和53年度いわき市総合磐城共立病院事業会計補正予算(第2号)、議案第19号昭和53年度いわき市常磐病院事業会計補正予算(第1号)、議案第20号昭和53年度いわき市好間病院事業会計補正予算(第2号)、以上6議案については慎重審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決しました。 次の議案第22号昭和52年度いわき市歳入歳出決算の認定についてでありますが、当委員会所管分につきましては当局に対し、特に直営事業費等についての実績データ及び資料の提出を求め、審査の参考にしたい旨の要望を付して閉会中の継続審査とすることに決しました。 次に、10月定例会からの継続審査となっておりました企業会計決算認定についてであります。去る12月1日午前10時から関係部課長の出席を求め、委員会を開催し審査した結果を御報告申し上げます。 まず、議案第15号昭和52年度いわき市総合磐城共立病院事業会計決算についてでありますが、その中の企業債について昭和49年度及び51年度の公募債はそれぞれ9.18%、8.8 %という高利率でおのおの昭和62年あるいは昭和65年まで高利率でもってゆくのは病院としてかなりの負担があるのではないか。また、現在の低金利時代から見て不合理とも思われるが、企業体としてどのように考えているのか。また、公募債は公営企業金融公庫債なのか縁故債なのかどうか。--これらには政府企業債を使うのが原則ではないかとの質疑に対し、病院の運営状態も軌道に乗り、昭和50年度までは1億7,000 万円の累積赤字があったが、昭和51年度で赤字も解消され、現在の公募債残高約5億6,000 万円のうち、一般会計負担分を除く半額を54年3月末には繰り上げ償還する予定であります。また、公募債の使用については、病棟改築に当たり15億円の工事費が必要であるため、当時一病院の起債限度額いっぱいの15億円の起債申請をしたが、当時のオイルショック等により工事費が増加し、やむを得ず、昭和49年に枠外として縁故債を認めていただき、市中銀行より借り入れしたため公募債になったという当局の説明を了とし、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第16号昭和52年度いわき市常磐病院事業会計決算、議案第17号昭和52年度いわき市好間病院事業会計決算の認定については、特に異議なく原案どおり可決すべきものと決しました。 次に請願について申し上げます。 請願第9号身体障害者が運転する自動車に消費するガソリン税に相当する額の市費負担願いについて、請願第11号平窪地区保育所設置について、請願第13号脊髄損傷並びに重度身体障害者身障者用リフト付自動車利用助成についての3件については、今後の福祉事業に対する行政方針を検討する必要もあるので、関連資料の提出を求め、継続審査と決しました。 以上をもって厚生常任委員会の報告を終わります。     -----------------------------文教常任委員長報告 ○議長(橋本勲君) 文教常任委員会委員長 四家啓助君。 ◆文教常任委員長(四家啓助君) 〔登壇〕文教常任委員会の御報告を申し上げます。さきの本会議より当委員会に付託されました議案は、予算案1件、決算1件、一般議案3件の5件であり、審査の結果議了するに至りましたので、以下審査の順に従って報告いたします。 まず、議案第4号昭和53年度いわき市一般会計補正予算(第7号)のうち当委員会付託分につきましては、人事院勧告に伴う職員人件費小・中学校校舎並びにプール建設費施設管理費等が主な補正内容であり、妥当な予算措置と認め原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議案第22号昭和52年度いわき市歳入歳出決算の認定についてのうち当委員会付託分につきましては、閉会中の継続審査にすべきものと決した次第であります。 次に、議案第23号財産取得につきましては、錦小学区における児童数が年々増加し、昭和56年度になると1,600 人40学級を超えるマンモス学校になると算定され、学校管理運営上適正な規模とするため、錦小を分離して昭和54、55年において建設を予定している仮称錦東小学校建設用地として、錦町鷺内に2万3,144.90平方メートルを2億4,505 万8,201 円で取得しようとするものであり、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議案第30号、第31号は、いずれもさきの景気浮揚対策に伴う文教施設工事請負契約についてであります。契約の目的は、長倉小学校危険校舎改築第1期工事、平第三中学校校舎新増築第3期工事であり、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に請願について申し上げます。 請願第3号四倉図書館の建設については、なお調査検討を要するため閉会中の継続審査に、請願第28号市立高坂小学校プール建設については、願意妥当と認め採択すべきものと決した次第であります。 以上で文教常任委員会の御報告を終わります。     -----------------------------市民水道常任委員長報告 ○議長(橋本勲君) 市民水道常任委員会委員長 金子松男君。 ◆市民水道常任委員長金子松男君) 〔登壇〕市民水道常任委員長の金子でございます。去る13日の本会議にて当委員会に付託になりました案件は、議案3件及び請願1件であり、委員会審査が議了するに至りましたので、以下御報告を申し上げます。 まず、議案第4号昭和53年度いわき市一般会計補正予算(第7号)のうち当委員会付託分について申し上げます。今回補正計上されたものは、人事院勧告に基づく職員人件費の所要額、常磐自動車道用地対策事務費市民交通共済事務処理のためのアルバイト賃金市民課各種証明等消耗品費、蛭田川の底質環境調査費ニュータウン分譲の参考とするための住宅宅地需要実態調査費などがその主なるものであり、当局の説明を聴し、その歳入歳出とも市政執行上妥当な補正計上であり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議案第21号昭和53年度いわき市水道事業会計補正予算(第3号)について申し上げます。今回の補正予算の中には工事負担金が減額補正計上されているわけでありますが、これは事業計画の変更に伴って次年度に繰り越されるものであるとのことであります。また、薬王寺簡易水道拡張工事費については1,465 万2,000 円の減額補正がなされているわけでありますが、これは予算の組み方に問題があったのではないかとの問いに対し、当初予算は概算設計で計上したものであり、認可後に設計の変更があり、そのために竣工の時点で精算をしたものであるとの説明が当局よりなされました。その他補正計上されたものは、一般会計と同じく、人事院勧告に基づき職員人件費の所要額の計上であり、当委員会では本予算案どおり可決すべきものと決した次第であります。 次に議案第22号昭和52年度いわき市歳入歳出決算の認定についてのうち当委員会付託分については、閉会中の継続審査にすべきものと決したところであります。 新たに付託されました請願第27号生活医療協同組合運転資金融資増額については、なお引き続き調査検討の必要があり、継続審査にすべきものと決した次第であります。 最後に、去る10月定例会において継続審査となっておりました議案第18号昭和52年度いわき市水道事業会計決算の認定について申し上げます。当委員会では今月5日に委員会を開催し、その審査の前段として水道事業の概要等の説明を聴し、決算審査に当たっては当局より詳細なる説明を受け審査を進めたわけであります。その結果、収益的収支資本的収支とも適切なる執行がなされたことを認め、本決算は認定すべきものと決した次第であります。 以上で市民水道常任委員会に付託された案件の御報告を終わります。 △建設常任委員長報告 ○議長(橋本勲君) 建設常任委員会委員長 多賀重吉君。 ◆建設常任委員長多賀重吉君) 〔登壇〕建設常任委員会の報告を申し上げます。去る12月13日の本会議より当委員会に付託となりました案件は、補正予算案3件、決算1件、一般議案1件、計5件であります。これら審査のため12月15日関係部課長出席のもと審査した結果、議了するに至りましたので、その審査結果について申し上げます。 まず議案第4号昭和53年度いわき市一般会計補正予算(第7号)の当委員会付託分についてであります。第8款土木費第1項土木管理費第1目土木総務費のうち用地対策費登記手数料に関連して、土地買収等にかかる土地の登記は、土地調査協会に委託する当該年度のほか44年度から52年度までの未登記分約3,300 件については、54年度から3カ年計画で登記を完了させたいとの当局の説明に対し、現在の用地課では人員不足ではないか、あるいは能率的な事務運営を図るため他に独立機関的なものを設けてはどうか、という質疑に対し、当局より人員については十分ではないが、事務の専門的な人員配置等について検討を加えたいとの答弁がなされたが、これら土地にかかわる工事は、土地交渉が完了すれば、工事は7割から8割完了したと言われる大事な任務であるので、十分な人員を確保するよう要望した次第であります。 また、河川維持改良費の委託料の減額は、ニュータウン建設予定地内の草ケ谷調節池築造工事が現在施工中であるが、堤体盛り土後ある程度の期間を置いて、その自然沈下を待ち地盤の安定を図ってから、上流のり面張ブロックを施工するのが不等沈下を防止する方法として適当であるので工期を1年延期するため、その工事を減額するものであることの説明を了とし、その他各項目にわたる工事請負費及び負担金補助及び交付金については、国・県補助金の確定に伴う補正が主なものでありますので、本案については異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第6号昭和53年度いわき市土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)は、国・県補助金の確定による補正と給与改定による人件費の補正であり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第7号昭和53年度いわき市下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。本案は、小名浜地区公共下水道台帳作成委託料ポンプ場道路用地等の購入並びに給与改定に伴う人件費の補正であり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第25号事業委託契約の変更についてであります。これは、先ほど一般会計の河川費の中で報告したとおりの内容で、草ケ谷調節池整備事業委託契約を従来の52年12月22日から54年3月25日の契約期間を、1年延期して55年3月25日までとするものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、昭和52年度いわき市歳入歳出決算の認定については、継続審査にすべきものと決しました。 以上をもちまして建設常任委員会の報告を終わります。     -----------------------------総務常任委員長報告 ○議長(橋本勲君) 総務常任委員会委員長 菅波大十一君。
    総務常任委員長(菅波大十一君) 〔登壇〕総務常任委員会の御報告を申し上げます。去る13日の本会議より当委員会に付託されました案件は、条例案4件、予算案1件、一般議案3件決算1件の9件であります。これら議案審査のため、15日、当局より橋本、山口両助役を初め関係部課長出席のもとに委員会を開催し慎重に審査いたしましたので、その結果につきまして御報告いたします。 まず、議案第1号いわき大学用地の取得及び整備基金条例の制定についてであります。本案は、いわきニュータウンの一角に確保されている大学用地の取得及び造成、並びに関連公共施設の整備に相当多額な資金を必要とすることから、毎年、財政状況を勘案しながら資金の積み立てを行うために基金を設置するものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第2号平市職員恩給条例等の改正についてであります。本案は、昭和53年5月1日恩給法等の一部を改正する法律の施行により、退隠料等について同法の改正内容に準じた改善措置を講ずるため所要の改正を行うものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第3号昭和53年4月分以降における恩給の額の改定に関する条例の制定についてであります。本案は、議案第2号と同様、恩給法等の改正により、同法の改正内容に準じ所要の改正を行うものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第4号昭和53年度いわき市一般会計補正予算(第7号)中の当委員会付託分について申し上げます。今回の補正内容の主なものは、人事院勧告に伴う給与費、大学用地の取得及び整備基金への積立金、税務事務の一部の電算処理に伴う委託料、本庁舎及び市民会館等光熱水費、大剣工業団地内の石油タンク検査委託料などであり、歳入歳出とも妥当な予算措置と認められましたので、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 ただ、歳入審査の中において、市税完納強調月間を定め市税の滞納整理に取り組んでいる姿勢は高く評価するものであるが、このようになった原因は何か、また内部の取り組み方に問題はなかったのか、さらに今回の方策に対する今後の考え方や将来の対応策について質疑があり、当局よりいわき市全体が担税力の乏しい農村型の都市形態である上、近年の景気の落ち込みや企業の倒産による影響、さらには人口動態の激しさが要因であると見ている。また内部的には市税の適正課税、完全徴収が市民平等の原則であるという考え方からいくと、累積滞納者に対しもう少し厳しくメスを入れる要素があったのではないかと思われる。また市税完納強調月間については毎年行う考えはないが、納税者サイドに立って自主納付者の方々に納めやすいシステムづくりの一環として口座振替制度を、できれば明年4月1日から導入したい。さらには消し込み作業の電算化も現在検討中であり、内部事務の省力化を図りその力を徴収事務に振り向ける考えである旨の答弁がなされました。 次に、議案第22号昭和52年度いわき市歳入歳出決算の認定についてのうち当委員会付託分につきましては、閉会中の継続審査とすることに決しました。 次に、議案第26号福島県消防補償等組合の解散及び財産処分について並びに議案第27号福島県市町村総合事務組合への加入については、当局の説明を了とし、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第28号所有権確認請求等に係る訴訟の和解についてであります。本案は、湯本第一中学校敷地の一部を含む常磐湯本町吹谷132 番の山林3,487 平方メートルの土地にかかわる訴訟事件でありますが、裁判の経過、和解条項の内容からしてやむを得ない措置と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第29号いわき市職員の給与に関する条例の改正についてであります。本案は、人事院勧告に基づき、去る10月21日に国家公務員の一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、国家公務員に準じた措置を講ずるものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で総務常任委員会の御報告を終わります。     -----------------------------経済常任委員長報告 ○議長(橋本勲君) 経済常任委員会委員長 高木芳郎君。 ◆経済常任委員長高木芳郎君) 〔登壇〕経済常任委員会の御報告を申し上げます。去る13日の本会議から当委員会に付託されました案件は、補正予算案10件、決算1件及び一般議案1件の計12件であります。これら案件審査のため、15日、関係部課長出席のもと委員会を開催し議了するに至りましたので、その結果について御報告申し上げます。 まず、議案第4号昭和53年度いわき市一般会計補正予算(第7号)のうち当委員会付託分についてであります。本案は、人事院勧告に伴う給与改定と、国・県の補助額の決定等のあった事業費等の補正がその主なものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議案第8号昭和53年度いわき市中央卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)及び議案第11号昭和53年度いわき市内郷ヘルスセンター事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。これらはいずれも人事院勧告に伴う給与改定による所要の補正であり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議案第9号昭和53年度いわき市競輪事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。本案は、人事院勧告に伴う給与改定による補正のほか、冬季間降雪のため競輪事業の休止を余儀なくされ、200 海里問題と不況にあえぐ造船業界を抱える函館市より、雇用対策の観点から函館競輪場の施設の活用を図るべく、当いわき市の平競輪場の臨時場外車券売り場の開設方を要請されたため、関係方面と種々協議を重ねた結果、昭和54年2月及び3月の2開催をすることとなったための所要額の補正計上であります。 当委員会は、函館市に臨時場外車券売り場を設置することについてその雇用対策という側面につき評価できるものとして、これを了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第12号、同13号、同14号、同15号、同16号及び同17号の計6件は、それぞ川部・山田・磐崎・澤渡・田人及び川前財産区特別会計補正予算であり、いずれも前年度からの繰越金の確定に伴う補正であり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第22号昭和52年度いわき市歳入歳出決算の認定についてのうち当委員会付託分につきましては、閉会中の継続審査とすべきものと決しました。 次に、議案第24号財産取得について申し上げます。本案は、市がいわき市田人町旅人字滑石地内のいわき市森林組合所有に係る山林を取得するものであります。その取得目的は、従来、当市においては林業者への模範となる林業経営のための、いわゆる良質展示林の適正なる規模のものがなかったので、今回これが取得によりそれが実現され、またあわせて経営状態が思わしくないいわき市森林組合の運営の一助ともなる効果が認められるという当局の説明に対して、当委員会は、当該目的物に隣接する類似個所の最近の売買状況と、当該目的物たる山林に対する鑑定人の鑑定評価を比較検討した結果、これを適正なるものと認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、継続審査となっております請願第24号林業労働者の第2次特殊健康診断に対する経費の配慮方については、なお引き続き検討を要するため継続審査とすべきものと決しました。 以上で経済常任委員会の御報告を終わります。 ○議長(橋本勲君) 以上で委員長の報告は終了いたしました。 ここで午後2時55分まで休憩いたします。              午後2時40分 休 憩           ----------------              午後2時58分 開 議 △採決 ○議長(橋本勲君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより質疑及び討論に入りますが、通告がありませんので質疑及び討論は終結いたしました。 直ちに採決いたします。まず、今議会提出の議案について採決いたします。 議案第1号いわき大学用地の取得及び整備基金条例の制定についてから議案第31号工事請負契約についてまで、以上31件を一括採決いたします。各案に対する委員長の報告は可決、決算は継続審査であります。 各案を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案は原案のとおり可決、議案第22号の決算は継続審査と決しました。 なお、継続審査と決しました決算は、当該委員会の閉会中の審査として付託いたします。 次に、10月定例会より継続審査中の決算4件を一括採決いたします。 議案第15号昭和52年度いわき市総合磐城共立病院事業会計決算の認定についてから議案第18号昭和52年度いわき市水道事業会計決算の認定についてまで、以上4件の委員長報告は認定すべきとするものであります。 各決算を委員長報告どおり決することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、決算4件は認定することに決しました。 次に、請願を一括採決いたします。 各請願をそれぞれ委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、そのように決しました。 なお、継続審査と決しました請願については、当該委員会の閉会中の審査として付託いたします。     ----------------------------- △日程第3 選挙管理委員会委員及び補充員の選挙 ○議長(橋本勲君) 日程第3、地方自治法第182 条の規定により選挙管理委員会委員4人及び補充員4人の選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118 条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。 なお、この際補充員につきましては、指名推選による場合、地方自治法第182 条第3項の規定による補充の順位をあらかじめ決定しておくことになっております。したがって、補充員の補充の順位は指名順といたします。 これより指名いたします。選挙管理委員会委員に、遠藤定雄君、金土順二君、宮沢庸君、勝沼勝応君、以上の4君。補充員に、助川庄次君、青木栄太郎君、逸見惣蔵君、宮沢勝敏君、以上の4君をそれぞれ指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました遠藤定雄君、金土順二君、宮沢庸君、勝沼勝応君、以上の4君を選挙管理委員会委員の当選人に、助川庄次君、青木栄太郎君、逸見惣蔵君、宮沢勝敏君、以上の4君を補充員の当選人と定めることに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました8名の諸君が、それぞれ選挙管理委員会委員及び補充員に当選されました。     ----------------------------- △日程第4 議案第32号~議案第38号一括上程 ○議長(橋本勲君) 日程第4、市長より追加提出の議案第32号収入役選任の同意を求めることについてから議案第38号川前財産区管理委員選任の同意を求めることについてまで、以上7件を一括議題といたします。             〔議案は別冊参照〕     ----------------------------- △市長提案理由説明 ○議長(橋本勲君) 提出者より提案理由の説明を求めます。田畑市長。 ◎市長(田畑金光君) 〔登壇〕ただいま上程されました議案第32号から議案第38号までにつきまして提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第32号収入役の選任についてでありますが、現収入役関内栄三君が12月31日をもちまして任期満了となりますので、引き続き同君を本市の収入役として選任いたしたいので、地方自治法第167 条第7項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 次に、議案第33号教育委員会委員任命の同意を求めることについてでありますが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 現教育委員会委員であります松本久君が12月31日をもちまして任期満了となりますので、引き続き同君を教育委員会委員に、また同委員であります吉田広美君が12月18日をもちまして任期満了となりますので、新たに上遠野武雄君を教育委員会委員に任命しようとするものであります。 上遠野武雄君は、議案経歴書のとおり、多年市職員として要職を歴任しており、地方自治行政に豊富な経験を有し、かつ、人格識見ともにすぐれ、本市教育委員会委員として適任であると考えますので、何とぞ慎重御審議の上、御同意くださるようお願いする次第であります。 次に、議案第34号監査委員選任の同意を求めることについてでありますが、本委員のうち田辺保孔君が12月31日をもちまして任期満了となりますので、引き続き同君を監査委員に選任いたしたく、地方自治法第196 条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 次に、議案第35号公平委員会委員選任の同意を求めることについてでありますが、本委員のうち鈴木正夫君が12月23日をもちまして任期満了となりますので、引き続き同君を公平委員会委員に選任いたしたく、地方公務員法第9条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 次に、議案第36号固定資産評価審査委員会委員選任の同意を求めることについてでありますが、本委員のうち6名が12月20日をもちまして任期満了及び4月29日死亡による1名の欠員を選任するものであり、引き続き皆川源三郎君、吉田政吉君、宇佐見博君、高野光一君を固定資産評価審査委員会委員に、また新委員として大和田実君、大平武君、上遠野駿一君を選任いたしたく、地方税法第423 条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 次に、議案第37号田人財産区管理委員選任の同意を求めることについてでありますが、本委員のうち5名が12月22日をもちまして任期満了となりますので、新委員として小野文弥君、稲村貞治君、上遠野安君、最上一枝君、鈴木幸太郎君を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。 次に、議案第38号川前財産区管理委員選任の同意を求めることについてでありますが、委員全員が12月22日をもちまして任期満了となりますので、引き続き佐藤傅一君、猪狩喜男君、松本嘉久君、吉田千秋君を財産区管理委員に、また新委員として草野義長君、根本正雄君、大平武君を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。 以上の各氏の経歴につきましては、お手元に配付いたしましたとおりであり、いずれもその適任者と思いますので、慎重御審議の上、御同意くださるようお願い申し上げ提案理由の説明を終わります。 ○議長(橋本勲君) 以上で提案理由の説明は終了いたしました。 △採決 ○議長(橋本勲君) お諮りいたします。ただいま上程の各案を直ちに採決するに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、採決いたします。 まず、議案第32号収入役選任の同意を求めることについてを採決いたします。本案については関内栄三君に同意することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は関内栄三君に同意することに決しました。 次に、議案第33号についてを採決いたします。 まず、教育委員会委員任命の同意を求めることについて、松本久君に同意することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、松本久君に同意することに決しました。 次に、教育委員会委員任命の同意を求めることについて、上遠野武雄君に同意することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、上遠野武雄君に同意することに決しました。 次に、議案第34号監査委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。本案は田辺保孔君に同意することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は田辺保孔君に同意することに決しました。 次に、議案第35号公平委員会委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。本案は鈴木正夫君に同意することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は鈴木正夫君に同意することに決しました。 次に、議案第36号固定資産評価審査委員会委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。 お諮りいたします。議案に記載の7君を一括して採決するに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、一括して採決いたします。 改めてお諮りいたします。本案については皆川源三郎君以下7君に同意することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、皆川源三郎君以下7君に同意することに決しました。 次に、議案第37号田人財産区管理委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。 お諮りいたします。議案に記載の5君を一括して採決するに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、一括して採決いたします。 改めてお諮りいたします。本案については小野文弥君以下5名に同意することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、小野文弥君以下5君に同意することに決しました。 次に、議案第38号川前財産区管理委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。 お諮りいたします。議案に記載の7君を一括して採決するに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、一括して採決いたします。 改めてお諮りいたします。本案については佐藤傅一君以下7君に同意することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、佐藤傅一君以下7君に同意することに決しました。     ----------------------------- △閉会 ○議長(橋本勲君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。去る12月9日開会以来、連日にわたり御審議を尽くされまして閉会の運びとなりましたことは、議長として皆様の御協力に対し深く感謝の意を表する次第であります。 昭和53年も余すところわずかとなりましたが、議員各位並びに市長以下執行部各位には御自愛の上、よいお年をお迎えくださいますよう念願する次第であります。 これをもちまして、昭和53年いわき市議会12月定例会を閉会いたします。(拍手)              午後3時15分 閉会           ----------------地方自治法第123 条第2項の規定によりここに署名する。         いわき市議会議長           同  副議長           同  議員           同  議員...